
全漫画家は見習ってこれやるべきや
書店特典のイラストは基本的に原稿料が出ない問題を解決するべく、そのイラストを色紙に描き、販売することで原稿料を発生させるという実験をやったので、その結果を報告します。
左が書店特典のイラストカード。
右が原画の色紙。 https://t.co/Yib9xReSfO
販売はヤフオクのオークション形式でおこないました。
理由は適正価格が判断しにくく、安めに売ってしまうと先着争奪戦になり、転売目的の人に買われる可能性が高いからです。
適正価格を見極めるためにもオークション形式が適していると判断しました。
結果としては。
今回書店特典のイラストカードは4種類用意し、
178000円
151000円
141000円
170000円
にて落札していただきました。 https://t.co/Mb00P1p2In
購入された方もとても喜んでいただき、個人的にはとてもよかったと感じました。
もちろん同じ企画をコミックスが出る度に繰り返した場合、価格としては下がっていくことが予測されます。
とはいえ、それでも自分の原稿料を下回るとは思いにくいので、やるメリットは大きいと感じました。
こういうことを行うと守銭奴的な見方をする方もいるかとも思いますが、忙しい連載の中でさらに無償のイラストを描く時間をスケジュールに組み込むというのは精神的にキツいときがあるので、金銭的な部分でのメリットはとても重要だと思ってます。
あ、ただ、昨今多いコミカライズや原作付きの場合、勝手にやると権利の問題があると思うので、事前に相談か、そもそも無理かも知れません。
色紙に絵描くなんて原稿1ページ分より仕事量低いやろ
背景ないし上半身だけやしこんな絵15分くらいあれば書けるやろ
コスパが段違いだわ
こういうのは希少性が大事だから
何度もやってたらコスパも落ちてくるやろな
サインし過ぎてクソ安い値段で買える王貞治のサインボールみたいに
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Source: ああ言えばForYou