ナルトの作者「学生時代、売れない画家が藝大講師やっててそいつが漫画をバカにするのが大嫌いだった」←これwwww【NARUTO】

NARUTO―ナルト― カラー版 72 (ジャンプコミックスDIGITAL)

1: 風吹けば名無し 2022/08/27(土) 08:16:36.22 ID:yJb4O8JU0

岸本斉史の世界 生い立ちヒストリー27その2
油絵は確かに好きだが、ボクが大学で学んだことは芸術なんて、
けっこうくだらねーもんなんだ、ってことだった。
一枚絵を好き勝手に描いて、自分の中の何かを表現すればいい、しかもそれを人に伝えることも芸術のひとつだと学んだが、
抽象的すぎて伝わるはずもなく、
説明やタイトルに頼って、紙一枚だけで表現しきれないものが、ほとんどに見えた。
ある日、担当の講師が自分の書いた油絵の写真を持ってきて、個展をしたことや、絵が売れたことを自慢していたが、
「そんなに自分の絵が認められたきゃ、もっとエンターテインメントを大切にしろ!」と心の中で思ったことがある。
そういう講師に限って、マンガをバカにし、絵という世界にランクをつけようとする。
芸術をやたら高みにおいて、エンターテインメントをバカにするそいつが一番、自分の絵を売りたがって、認められたいと思っている。
ホントに芸術がやりたければ自己完結を目的にしてやればいいとボクは思う。
確かに自己を表現して伝えたいと願って描いた絵はギリギリ芸術だとしても、
その絵を売って、絵で身を立てたいと心の中で思った時点で、
それはもうエンターテインメントの方向を示している。
画家として売れっ子になりたいが、まだ絵でメシが食えないから仕方なく芸術学部の講師をやってて、
マンガ(エンターテインメント)をバカにするそいつが描く絵こそ、クソみたいな最低レベルのエンターテインメントだった。
マンガはインクだけでお金はほとんどかからない上に、
セリフやコマ、キャラクターを使って、
とても自己の表現を伝えやすい高質なエンターテインメントになりえるすごいものだと思う。
……ボクだって芸術は好きだ。
芸術をやっている人も素晴らしいと思う。
ただ、危険なのは芸術とエンターテインメントを比べようとする芸術家だ。
そういう芸術家は芸術家でもエンターテイナーでもない、ただのクソだ♡
…こんなこと書くつもりじゃなかったのに…、なんか昔の怒りが……、アハハ。


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Source: ジャンプ速報

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