
この戦略や目指す新規IP創出について、株主から「昨年度はHDゲームで新作や新規IPがなく、リメイクやシリーズ作品が中心となった。その結果、小中学生が当社のゲームに触れる機会が減少し、将来的に当社でゲーム開発を志す人材の育成に不安を感じている」との指摘があった。
これに対し議長を務めた代表取締役は「昨今のゲーム業界では新規IPの創出が困難な状況にあるが、少しでもその機会を創出すべく取り組んでいる。TBSテレビとの協業による『KILLER INN』など、新たなIPやジャンルへの挑戦を継続していきたい」「パラノマサイトのような成功事例では、IPを単に作るだけでなく、育んでいくことも重要と認識している」と回答した。
加えて「今後は、小中学生を含む幅広い層に楽しんでもらえる機会の創出にも注力していく」とも述べた。
また、現在のゲーム事業を牽引する「ファイナルファンタジー」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズでは「可能であれば毎年交互に発売して欲しい」「量から質を重視することは賛成だが、バランスを取ってもらいたい」との要望も寄せられた。
これについて、議長は先の「再起動の3年間」の後に「大型タイトルのみならず、モバイルを含めた多様なメディア展開を視野に入れている」と言及。「新しいタイトルを量と質のバランスを保ちながら、安定的に提供できる体制へと着実に移行しつつある。その成果については、今しばらくお待ちいただきたい」と期待を含ませた。
このほか新作展開についても質問が寄せられ、株主から「コマンド型RPGで出してもらいたい」との要望もあり「コマンドバトルは当社にとって原点とも言える重要なバトルシステムであり、今後も大切にしていくべき要素であると認識している」と応じていた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f790854fc9f5028eed04b2b766ea5d4e282a9a0f
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Source: ジャンプ速報