
――実は行き当たりばったりだった、と聞きました。
そう、行き当たりばったりで作ったんです。
もちろん、最後まできっちり全体構成を考えた上で、
それに則って作っていく事もしたかったんだけれど、結果的には1話ずつ作っていく、みたいな。
もちろん全く(構想が)無いわけじゃないんだけど、
クライマックス付近にある描写の結構な部分は、その時に考えている感じで、
元々用意されていた展開…ではないのが多かったかな。
「より面白くするにはどうしたらいい?」みたいなことだったかな、と思うんですよね。
最初からプランを作って、設計図通りに最後まで作っていくのが
良い作品になるんだろうなと思っていたし、最初はそうしたいと思っていたんだけれど、
結果的に、作っていく過程で「もっと面白くしたい」…例えば、決まっていることがあったとして、
「ここでこうなる」「次の場所でこうなる」みたいに決まっていたとしても、
もっと面白くしたいと思ったら、それを一回破棄して、
もっと面白いと思う方に…と変えていたので、その結果こうなっちゃったかなって。
――「行き当たりばったり」で、誰にも怒られなかった?
【鶴巻監督】
企画書を出したときから怒られると思いながら作っているんですが、
あまり怒られなかったんだよなあ。
企画を出したときに、庵野が最初に結構ノリノリになったんですよね。「面白そう!」と言ってて。
庵野もこの企画なら「やりたいことがたくさんあるんだけど」みたいな感じになっていて、
これは意外とみんな面白がってもらえるのかな、と思ったのがありました。
それでもまだ考察するから
なんならこの発言で考察するから
大丈夫だぞ🤓
ノリでバズってすぐ萎んだ
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Source: ああ言えばForYou